バレットクラブに波乱の予感
- wrestlejp
- 2017年8月18日
- 読了時間: 4分
前回タマ・トンガの言動が怪しいという記事を書きました。そも後もタマの反抗は続き、バレットクラブには不協和音が高まっています。
なんだかバレットクラブが分裂するような気がしてなりません。
バレットクラブ結成のいきさつ
そもそもバレットクラブはプリンス・デビット(現フィン・ベイラー)、カール・アンダーソン、ファレ、タマ・トンガで始まったユニットです。言葉や文化が違う日本で、外国人レスラー4人が兄弟のように助け合って頑張っていたとが起源だとタマが新日本のインタビューで語っています。(動画の7分20秒ごろから)
当時のリーダーはプリンス・デビットです。
結成から数年たった今、バレットクラブ自体は大所帯になったけれど、オリジナルメンバーはファレとタマちゃんのみ。インタビューでタマは現在のバレットクラブについて「結成当初の兄弟のような絆を守りつつも、進化していくとき」だと言っています。
しかし、どうもバレットクラブは2派に分かれている感じがしてなりません。
リーダーであるケニー・オメガはいつもヤングバックスの二人と一緒で、3人がセットといった感じ。現にThe Elite(ザ・エリート)と自分たちを呼び、バレットクラブの中にさらに小さいユニットを作っている状態。ヤングバックスのYouTubeチャンネルBeing The Eliteはこのザ・エリートの3名がメインの出演者で、ファレやタマの出演はほぼなし。
余談ですが、バレット(bullet)とは銃弾のこと。ケニーが銃口を向けるポーズはそこから来ています。
バレットクラブへの忠誠心を強くするタマ
では最近のタマちゃんの発言を振り返ってみよう。
まず本文のところには
兵士 ― 軍に仕える人
兵士(大文字) ― ブレない、忠誠心がある、同士
そしてハッシュタグには「#バレットクラブへの忠誠心」と書かれています。
写真にはタマの考えが述べられています。 すべて大文字で書くと高圧的な印象を与えるので、あえてそういう書き方をしたと思われます。
「時には、将軍を評価しなくてはならない。
あるべき立場に立たせ、兵がなければ軍は成り立たないと再認識させる必要がある。
争いなど起こっていない。
自分の役割に自覚を持てこのアホが。
バレットクラブ“バッド・ボーイ”タマ・トンガ」

続いてタマはバレットクラブのオリジナルメンバーの写真を載せた。
「これがエリートの新日本道場野郎達だ」
自分たちこそ真のエリートで、新日本道場で育った集団だというアピールだ。

疑問も投げかけている。
「バレットクラブエリートとザ・エリートは同じなのか?」

明らかにザ・エリートという集団に対する違和感が感じ取れます。
さらに、あるファンのつぶやきにタマは「やっと真実を言ってくれた!」と興奮しています。
「ケニーファンは、バレットクラブはケニーのユニットだと思っているようだ。
こういうやつらは2016年のG1まではケニーのファンじゃなかったんだよ。」

つまり、今やバレットクラブの本当の姿を知っているファンはほとんどいなくて、去年ケニーがG1 優勝してファンになったことで、バレットクラブを応援しているだけだと。
結成当時の気持ちを、もはや新しいメンバーとは共有できていないと感じているんだろう。
マタ・トンガ抹殺計画??
こんな発言を繰り返すタマに対してケニーも黙ってはいられなくなったようだ。
最新のBeing The Elite は「殺される奴がいる」というタイトルがついている。
バレットクラブに対して文句ばかり言う奴に対して、制裁措置を考えるべきだとケニーに進言するヤングバックス。
ケニー「奴の発言は単に性格の問題だと見過してきたが、一線をこえたようだな。」

タマと会話を交わした後、「なんだあいつの態度は?! あいつはもう生かしておけないな。」とケニー。

エナジードリンクに毒(?砂糖に見えるけど、毒ってことで)を入れるケニー。

毒入りとは知らずに、勧められるがまま飲んでしまったタマちゃん。

動画はここで終わりなので、来週は毒を飲んでしまったタマがどうなるのか見られるはず。
今後バレットクラブがどうなるのか、想像が止まりません。
これは私の勝手な想像ですが、タマはオリジナルメンバーとしてBCへの忠誠を表明しているから、脱退は考えにくい。分裂するならケニーがThe Eliteを別のユニットにして独立する。
仮にそうなった場合、バレットクラブのリーダーは誰になるのか?
そういえばこの間謎の映像がワールドプロレスリングにリリースされましたよね。
この謎の男が、バレットクラブのリーダーなるんじゃないか?
うーん、わからないな。
しばらくバレットクラブの動向に目が離せないぞ。
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